【SVシーズン11】鉢巻イルカマン軸サイクル【最終レート2015】

(11/6 一部画像差し替え、追記修正)

はじめに

初めまして。TNポテトと申します。

ORASで初めてガチ対戦に身を投じ、8世代はやらず9世代から復帰しました。人生初のレート2000を達成し大変嬉しいので構築記事を残します。

構築経緯/コンセプト

筆者はシーズン1で鉢巻イルカマンの火力に取り憑かれてしまい、以降イルカマン軸を続けている。必然的に後出しに堪えうるポケモンを並べることになった。鉢巻イルカマンは必ず選出できるポケモンではないので、全体に補完が取れて全員が同程度の選出率になるパーティを目指した。

個体紹介

※育成してから時間が経ったポケモンは努力値配分をあまり覚えておらず、ちょっと適当に書きます。申し訳ないです。

イルカマン

陽気　A252 B20 S236(最速ウーラオス抜き)

エース。通りがいい時の支配力は圧倒的。ジェットパンチは等倍ならだいたい確2が取れ、その一貫ができるように動くことが基本戦略。炎オーガポンのテラスを躊躇わせられること、逆にアカツキにテラスを強要できることが今期は追い風になった。妖テラスは弱点消しの他、カイリューやウーラオスを叩いたり、パオジアンの不意討ちを半減するのに使う。ちなみに神秘の雫で試したこともあったがあまり機能せず、やはり1発の火力を出してこそと思う。

テツノカイナ

意地っ張り　A220 B244 S44(4振りアカツキ抜き抜き抜き)

物理受け/物理アタッカー/受け潰し。選出率1位でMVP。使用率60位は過小評価が過ぎる。本当に強い。地震が抜群なこと以外物理受けとして弱点がなく、その地震もカイリュー程度なら半分入らない。パオジアン、カイリュー、ウーラオス、オーガポン、ハッサム、(テラスすれば)ガブリアス、ランドロス、あらゆる物理アタッカーと打ち合える。超火力があるわけではないので受けポケモンが誤魔化しに来る場合も多いが、その際は身代わりが刺さる。特にドヒドイデは身代わりを壊す手段がなく、トーチカもパンチグローブで封じているので勝ちに直結することが多い。

ヒスイヌメルゴン

控えめ　H252 C252 たぶんS4

特殊受け/特殊アタッカー。瞑想を積んでくるポケモンにもアシッドボムで勝てるので、特殊にはまず負けない。対アカツキはブラッドムーンに後出ししてからでも平然と大地の力を耐えるので、少なくとも後続圏内に押し込むまではしてくれる。有利不利がはっきりしていて、役割対象が選出されない場合腐ってしまうのが難点。鋼技は相手のサイクル負荷やカイナが妖テラスを切らせた重いポケモン(キョジオーン、ディンルー、ヘイラッシャ等)との打ち合いを考慮するとヘビーボンバーよりラスターカノンのほうがいい。

霊獣ランドロス

意地っ張り　たぶんH4 A252 S252(Sぶっぱでちょうど最速ドラパルト抜き)

イルカマンを選出できない時のエース。威嚇でカイナの負担を軽減できるため、カイナの過労死が懸念される場合もイルカマンより優先して選出することがある。同時に選出することもある。氷テラスはカイリューやランドロスにテラバを打つ他、パオジアンに強くなれる。元タイプの地面の一貫切りが当然ながら偉く、このポケモンを入れてから選出が柔軟になった。

ヤバソチャ

図太い　H148 B252 C108(無振り水ウーラオス確1)

※レンタルパーティでは特性を耐熱に直しました

物理受け。この画像を出力するまで特性変え忘れに気づかなかった通り、あまり選出していない。そもそも最終日2日前までこの枠は控えめ珠ハバタクカミだった。スカーフ水ウーラオスがとにかくキツくてゴツメヤバソチャに変えた。炎テラスはパオジアンやオーガポンに勝つための欲張りテラスだが、水ウーラオスへの役割放棄になってしまうので妖テラスのほうがよかったかもしれない。

アカツキガチグマ

穏やか　H100 C252 D156(臆病ハバタクカミムーンフォース2耐え)

積み特殊アタッカー/特殊受け/受け崩し。キョジオーンやディンルー等の定数ダメージを中心に戦うポケモンが重かったので、自然に高速回復技を入れられる瞑想アカツキを採用した。受けに出てきたアーマーガアも毒テラスでボディプレスを止めれば起点にできるのが強かった。また、イルカマン選出時ハバタクカミに１回後出しするためだけにヌメルゴンを選出して腐るという負けパターンを回避できるようになったのも大きかった。

選出

エース、物理受け、特殊受けの並びが基本。エース枠はイルカマン、ランドロス。物理受けはテツノカイナ、ヤバソチャ。特殊受けはヌメルゴン、ガチグマ。上から倒すことを重視したい相手には両エースの同時選出もあった。基本的に有限サイクルなのでどちらかのエースを出さないと上から倒せず押し切られがちだが、受けループ寄りの相手には対抗手段のある両特殊受けとカイナを並べることもあった。

おわりに/雑記

ここまでお読みいただきありがとうございました。苦手なポケモンや構築も少なからずあり、終盤それらに当たらずに済んだ幸運もあってのレート2000達成でした。万年レート1800人間だったのでまさか達成できるとは思わず本当に嬉しいです。2000チャレンジのつもりで臨んだ試合で1999.509までしか上がらず動揺しましたが、その次の試合で相棒のイルカマンが決めてくれました。これからもマイペースにポケモンを楽しんでいこうと思います。

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